ノアコインがザ・エコノミスト・アジア版に掲載されました

世界的経済紙ザ・エコノミスト(The Economist)のアジア版にノアコインが掲載されました。

イギリス発の週刊新聞ザ・エコノミスト誌といえばとても有名な経済史です。

特にビジネスと金融についての取材力はすばらしく、購読者も社会的地位の高い層をターゲット(官僚や大企業で経営者)にしていて、情勢に与える影響が大きく、世界でもっとも重要な政治経済紙の一つと見なされています。

そのエコノミスト、アジア版にノアコインが掲載されました。

ノアコインがエコノミスト誌に掲載されました

ノアコインがエコノミスト誌に掲載されました

以下は掲載された内容の翻訳です。

新しい仮想通貨が強固にする日本とフィリピンの経済連携
ノアアークコイン[Noah Ark Coin] (以下NAC) は、そもそも、フィリピン国内ならびに全世界でどんどん成長していくNAC のサービス網と日本人を結びつけると同時に、日本をはじめ海外で働くフィリピン人 (OFW) が自国へ便利で安全な送金をするために作られた仮想通貨である。

2009 年、世界金融危機が最悪の時期を迎える最中、サトシ・ナカモトと名乗る正体不明の個人またはグループが、世界で最初の分散管理型の暗号通貨 (暗号化技術を用いて生成されていることからそう呼ばれる) であるビットコインの基となる、オープンソース型のソフトウェアを公開した。

この通貨はその性質上、非中央集権の通貨システムであり、これまでになかった透明性の高さで商品やサービスとの交換を促すように設計されていた。

そして今日、2,000 を超える暗号通貨が誕生している。取引の記録は「ブロックチェーン」と呼ばれる公開帳簿に記録され、これによりシステム全体の安全性と信頼性が保証される。こうした通貨がどんどん流通するようになれば、世界
的規模での企業や個人間での物やお金の動きが、すっかり変わってしまうだろう。

こうした通貨の中に、日本とフィリピンとの経済的連携を深める目的で作り出されたものが一つだけある。「ノアアークコイン」またはNAC と呼ばれるこの新しい暗号通貨は、両国間の幅広い課題の解決のために存在する通貨だ。

日本(そして将来的には他の国々)からフィリピンへの国際送金はもちろん、フィリピン国内のある都市全域で決済に使えるように計画が進んでおり、NAC の流通が始まればすぐに、幅広い場面で利用が進むに違いない。

フィリピンと日本では、このノアアークコインは両国の全域でまもなく同様に利用できるようになるという。

NAC の理想的な利用事例の一つとして想定されているのが、海外に出稼ぎに出たフィリピン人 (OFW) が得た給料などの資金の自国への送金だ。

この総額は年間では既に巨額だが、さらに増大を続けている。たとえば、2017 年上半期だけでも、日本で働くOFW がフィリピンへ送金した総額は8.3 億米ドル (約950億円) に上り、毎年10%の割合で増え続けている 。

実際、2016 年の1 年間でOFW による世界からフィリピンへの送金額は260 億米ドル (約3 兆円) 相当で、これはこの国のGDP の約10%に達する。

これまで、OFW が海外で稼いだ金を自国の家族や友人宛てに送金する際には、かなり高額の手数料を支払わなければならなかった。

NAC はこの問題に直接対処する。フィリピンでアークシステムズテクノロジー社の協力のもと、フィリピンのブロックチェーン技術会社の最大手の一つサトシシタデルインダストリーズ社 (SCI)と日本の最大手フィンテック企業の一つであるNIPPON PAY との提携を進めて、新たなサービスを開始するのだ。

この構想が実現すれば、NAC のユーザーは誰でも、各自のNAC ウォレットを持ってNIPPON PAY の提携店へ行き端末機を使うだけで、簡単に手持ちの日本円をNAC に交換して電子ウォレットにデポジットできるようになる。

このウォレットから送金することで、フィリピンにいるOFW の家族や友人やその他のNAC ユーザーは、瞬時に各自のウォレットでNAC を受け取ることができるのだ。

こうして送金されたNAC はフィリピンペソに両替され、全国1,000か所以上の銀行やコンビニ、送金サービスの支店などで現金として引き出すことができる。

さらにウォレットから直接、電話代や電気代、授業料、健康保険料などのさまざまな支払いを直接行うことも可能だ。

フィリピンでは、調査によれば国民の86%が銀行に預金を持っていないのだが、この新しいシステムが広がれば、何百万人もの経済的自立が大きく向上するであろう。

NAC はまず日本とフィリピンの両国に広めていくのだが、これはこの新サービスの萌芽期に必要な作業の一つに過ぎない。ゆくゆくは全世界へと拡大していく予定だ。

その一方でアークシステムズ テクノロジーズ社は、NAC のインフラストラクチャーのグローバルな展開を続けている。NAC による資産ネットワークを新たに形成するため、2017 年上半期にフィリピンの多くの不動産開発企業との間で業務提携の合意に至った。

最初の事案は、ミンダナオ島北ザンボアンガにある世界的に有名なダカックビーチリゾートに、5 ヘクタールに及ぶ混合型リゾート施設を開発する計画だ。

これが完成すると、天然の白砂ビーチ、ワールドクラスのゴルフコース、現代的なテーマパークが揃い、ローラーコースターや夜のパレードなどが楽しめる一大リゾート地となる。

この「ノア リゾート」とも呼ばれる地では、来客はNAC を使えばこのノアリゾートとダカックビーチリゾートの全域に広がる施設を割引価格で利用できる。

またNAC を保有すればノアリゾートの長期リースプログラムに参加でき、応募順にプライベートヴィラのリースを受けられるのだ。

この戦略的リゾート地はフィリピン南部に位置し、日本人や韓国人旅行客に人気の高いセブから飛行機ですぐの場所だ。NAC がフィリピンのミンダナオ島を最初のリゾート地に選んだのには十分な理由があった。

開発の手がまだそれほど及んでいないけれど安全性の高い地域をくまなく探し求めた結果なのだ。

NAC はまた「ノアシティ」と呼ばれる将来的に暗号通貨の利用環境が整備される地域の開発計画にも着手している。

このノアシティの予定地は、マニラ湾沿いの土地干拓プロジェクトの一角にある。

この土地干拓プロジェクト全体は419 ヘクタールの広大な地域に広がり、マニラ市当局がオランダの浚渫会社と提携して、フィリピンでいま最も成長している不動産会社と共に開発を進める予定だ。

このノアシティ内では、小売店や各種のサービス会社、飲食料品店などでNAC を使って自由に買い物ができるようになる計画だ。

NAC は現在、日本で先行の販売予約が始まっていて、2018 年第一四半期に公式に流通される。

この直後から、NAC は主要な仮想通貨交換所で利用できるようになる。